薬学部から医薬情報担当者の道へ!

一般企業への就職…という道を諦めきれない薬学部志望者に向けて、製薬会社の営業マンとして活躍するMR(医薬情報担当者)と仕事について解説。薬学部の将来性が非常に多用であることがよく分かりますよ!薬学部を出たからといって、必ず薬剤師にならなけければいけない…というわけではありません!こちらでは営業職の1つ、医薬情報担当者という可能性について紹介しています!

医薬情報担当者MRという可能性!

薬学部受験を検討している方の中には“薬剤師も良いけれど、普通に一般企業で働く可能性も捨てたくない…”といった悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?そこで、こちらでは薬剤師資格を持っていると有利に就職できる仕事、医薬情報担当者(MR)について紹介したいと思います。調剤薬局というのは従業員数名というケースも多い閉じられた世界ですから、高校生のうちから薬局一本に絞って考えるのは、少し躊躇われるかもしれません。しかし、薬剤師資格を持った人材を欲している大企業が存在していることを知れば、薬学部進学がより魅力的に見えてくるのではないでしょうか?

医薬情報担当者ってどんな仕事?

辞書的な定義では、製薬会社に勤めている人材で、自社が開発している医薬品に関する情報提供、副作用リスクを収集&説明するのが医薬情報担当者の業務とされています。しかし、現実にはどちらかというと、自社の医薬品を使ってもらえるように、医師に対して営業をかける仕事…と考えたほうが実情に沿っているのです。要するに、医薬品のスペシャリストでありながら、同時に製薬会社の営業マンということになりますね。一般企業の会社員に近い役割ですから、大企業のサラリーマンになりたい方にもオススメです。
また、近年のグローバリズムによって外資系の製薬会社が日本に流入しており、製薬業の競争は増していくばかり。厚生労働省も、日本を代表する製薬会社がメガ・ファーマに成長し、世界規模でしのぎを削る時代になるよう進めていく構えです。日本企業の躍進を目指すか、それとも外資系製薬会社に勤めるか…製薬業界の今後を左右する重要な仕事の1つである医薬情報担当者の立場から、今後の展望を見ていくのも良いと思いますよ!