専門薬剤師制度の展望!

薬剤師のスキルアップ資格として、認定薬剤師、専門薬剤師の制度が知られています。医療の高度化、専門家に伴い、特定分野における専門知識を有した薬剤師の需要が増しており、それに応える形で感染制御専門薬剤師、がん専門薬剤師…といった資格が登場してきました。
現在、がん、感染制御の他に、HIV感染症専門薬剤師、認定専門指導者、栄養サポート専門薬剤師、精神か専門薬剤師、妊婦・授乳婦専門薬剤師と合計7分野が存在しており、徐々に認定者は増加しています。ただ、今のところ一般にはまったく知られていないのが現実で、専門薬剤師の地位はやや曖昧な状態…。
この現状を受けて今回、厚生労働省が専門薬剤師制度をブラッシュアップするための指針を設けることになりました。

専門薬剤師制度の新指針

今回、専門薬剤師をチーム医療における卓越した専門家として定着させるため、“特定の専門領域で指導的役割を担い、研究活動も行う能力を持っていると認められた者”といった内容の具体的な定義がなされました。
今後、さらに第三者評価期間による認証制度を設け、専門薬剤師の専門性が客観的に評価されるシステムが構築されていくようです。今の段階ではややマイナーな印象も免れない専門薬剤師ですが、こういった取り組みが成就すれば、数年後には実質的意味をもったステップアップ資格として、一般に認知される可能性もあるでしょう。
専門薬剤師の質を高めるための方策は、今後の薬剤師界のテーマとなっていきそうですね。

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