薬剤師の注目資格!認定実務実習指導薬剤師etc.
実務実習指導薬剤師、漢方薬・生薬認定薬剤師といった、今後の薬事業界で存在感を増していきそうな認定資格を紹介!薬剤師になってから定年までは40年以上。将来的に転職、再就職に役立つ資格を取ることも検討しておきましょう。
実務実習の指導薬剤師、プライマリ・ケア認定薬剤師などなど、将来的に人気を集めそうな認定資格を一挙紹介しています♪
薬剤師の認定資格を紹介!
薬剤師の上位資格として、認定薬剤師、専門薬剤師といった資格が存在することが、最近になってようやく一般にも認知されてきました。がん専門薬剤師など、病院勤務をする場合に大きな意味を持つものについては、取得を目指している方も多いようです。
ここでは、そんな認定資格のうち、まだ普及はしていないものの将来性がありそうな(将来的には就職に役立ちそうな)分野について紹介したいと思います。認定薬剤師、専門薬剤師に興味を持っている薬学部受験生がいらっしゃれば、是非とも将来的な進路の1つとして検討して頂ければ幸いです。
将来性は充分!これから人気を集めそうな認定資格
それでは、現時点では知名度が低いものの、長期的な視野で見れば就職に役立ちそうな認定&専門資格を具体的に紹介させて頂きます。
○認定実務実習指導薬剤師
2010年に始まったばかりの認定薬剤師資格です。6年制薬学部の薬局病院実務実習において、指導者としての能力が水準以上であることを示すもの。現時点でも1万人以上の認定者がいるのに加え、これから毎年、実務実習が行われていくわけですから、仕事に結びつく可能性は充分といえるでしょう。
○プライマリ・ケア認定薬剤師
1次医療に特化した薬剤師資格。現在、プライマリ・ケアに重点を置いた家庭医に注目が集まっています。かかりつけ医と専門医を区別し、かかりつけ医が必要に応じて専門医を紹介することで、高次医療機関が重傷者だけを効率的に診療できるように変えていく必要性が叫ばれているからです。家庭医の普及に応じて、プライマリ・ケア認定薬剤師の存在感も増していくかもしれません。
○漢方薬・生薬認定薬剤師
現在、東洋医療と西洋医療の統合に注目が集まっています。漢方医学(中国伝統医学)に加え、インドの伝統医学アユール・ヴェーダなども含めて、東洋の医学が再評価されようとしているのです。そんな中、日本生薬学会と日本薬剤師研修センターが共同認定することにしたのが、この漢方薬・生薬認定薬剤師です。