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大阪大学薬学部の評判

江戸時代末期の1838年に設立された蘭学塾―適塾をルーツとする大阪大学。あの福沢諭吉はこの適塾で学び、その後に慶応義塾を設立しました。つまり、元を正せば慶應大学の兄貴分というわけです。 こちらでは、そんな伝統ある国立大、大阪大学薬学部の口コミ、評判をまとめることにしました。

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研究室によっては非常に多忙!

配属された研究室によって事情は違うと思いますが、私が入った研究室はとにかく忙しいです。企業と合同で研究しているゼミもあって、拘束時間は相当なものになります。ひょっとしたら、アルバイトをする時間はないかもしれません。大学生らしい日々を送りたいなら、一回生、二回生のうちに!

編集部のコメント

もともと理系…特に医療系の学部学科は多忙とされていますが、その中でも大阪大薬学部は特にその傾向が強いと言えます。企業との合同研究など、学部生としては驚くべきレベルの研究活動が待っているからです。世間一般では、大学生といえばバイトとサークル…なんて認識もあるようですが、研究室に配属されてからは、そんな暇はなかなかありません。輝くキャンパスライフを送りたいなら、一般教養がメインの一回生、二回生のうちに済ませておきましょう。

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専門科目は選択の幅が少ない!

選択科目というのが少なく、決められた講義を履修する科目が多いです。さらに、担当する教授、講師の質によって分かりやすさに差があるのも事実。運不運に左右される要素は大きいかもしれません。単位をもらうのはわりと簡単ですが、本当の意味で薬学の知識を得るためには自発的な学習が欠かせないと思います。

編集部のコメント

大学生というのは、自分の意志で自由に授業を選択していくイメージが強いかもしれません。しかし、阪大薬学部の場合、予め履修内容は固まっているようです。自由に内容を選ぶというよりは、既に決められた内容を学習する要素が強いと言えるでしょう。ただ、真摯に薬学を学ぶことを考えれば、与えられた課題を地道にこなしていくことも大切。選択の幅が少ないことは決して悪いばかりでもありません。

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研究室の名前で内定が決まることもある!

場合によっては、所属する研究室の名前で内定が出ることもあります。もともと阪大というだけで就活は有利なので、これは非常に強いです。将来的な就職を考えて選ぶなら、大阪大薬学部は理想的でしょう。

編集部のコメント

阪大の卒業生が就職した企業から、リクルーターが来ることもあり、就職活動は非常に有利なようです。場合によっては研究室の名前だけで、就活が大きく前進することも…。なので、配属先の研究室を選ぶ時には、将来的な就職先のことも考えて選んだほうが良いでしょう。阪大卒という肩書きに加え、就職先との関係が良好な研究室出身という要素が加われば、まさに就職戦線に敵はありません。

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遊び回れる立地ではない!?

薬学部は、阪大キャンパスの端っこにあるので、バス停から遠いです。バス停からの徒歩距離は大学敷地の門までで計算されているので10分くらいと考えていると面食らうかもしれません。また、繁華街のそばにある大学とは違い、授業の合間に街に出て遊べるような環境ではないです。勉強に打ち込みたい人向けかも…?コンビニさえ、1キロは歩かないと見当たらないので。

編集部のコメント

大学は、繁華街に近い大学、駅から遠い大学に二分されます。大阪大学は後者なので、授業の合間時間に街に出て…というわけにはいきません。都会的生活を送って、友人たちと街に繰り出して…という生活を想像していると、その期待は大きく裏切られるでしょう。しかし、大学は本来、学問に打ち込む場所。“結局、一番賢かったのは入試の時”といった大学生も多いですが、阪大の環境でしっかり学べば、卒業の段階まで学力を大いに伸ばせるはずです。

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他学部との付き合いが少ない!

基本的に授業は薬学部内で行います。また、忙しいので全学サークルに入らない人も多く、なかなか他学部との交流機会はありません。なので、恋愛、友人関係などは学部内に限定されている状態。遊び回りたいなら、私学に行ったほうが良いかも。

編集部のコメント

全学単位の部活、サークルに入る人は少なく、入るとしても学部単位のサークルが大半…という話です。そのため、他学部の友人を作るのは難しいようですね。ただ、薬学部はもともと国家試験の準備、長期実務実習などやるべきことが多い学部。そうそう、他学部―特に文系の学生と遊んでいるわけにもいきません。誘惑が少ない環境でしっかりと学ぶほうが、将来的には良い結果を招くでしょう。