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千葉大学薬学部の評判

千葉大学はいわゆる旧帝大ではありませんが、首都圏有数の国立大として知られています。旧帝大の肩書きがないのは、単に戦前の千葉医大、千葉師範学校、東京専門工業学校などが戦後に合併して成立したことで、帝国大学と呼ばれた時期がない…という理由に過ぎません。別に旧帝大ではないからレベルが低いというものではないのです。
では、そんな千葉大学薬学部に進んだ先輩達の口コミを確認することにしましょう。

千葉大学イメージ

口コミ

建物がすごく綺麗!

最近、研究等が新しく立てられたので、校舎はものすごく綺麗です。下手な私大よりずっと綺麗。…ただ、講義型の授業は別の建物なので、ずっと新しい建物で過ごせるわけではありません。まぁ、どこの大学も建物によって新しさは違うので、これは仕方ない部分だと思います。

編集部のコメント

入学してしまえば、建物の築年数はそれほど重要ではありません。ただ、入学前の段階では気にする人も多いようです。確かに、見栄えのする大学とそうでない大学なら、綺麗なキャンパスのほうが良いでしょう。千葉大学は研究棟が新設されたばかりなので、見栄えを気にする人にも申し分ありません。

口コミ

病院薬剤師を目指す人にオススメ!

もともと医薬系に強い大学で、薬学部は医学部、看護学部と同じキャンパスになっています。授業内で、医師、看護師、薬剤師の連携を学ぶグループワークが行われるので、病院薬剤師になりたい人にはうってつけの環境ではないでしょうか。

編集部のコメント

近年、NST栄養サポートチーム専門薬剤師、化学療法の薬剤調整を専門とするがん専門薬剤師など、医療チームの中でコメディカルスタッフとして活躍する薬剤師も増えてきています。将来的に病院薬剤師を目指している人、その中でも特に“薬剤部ではなく医療チームの中で働きたい人”に適した環境と言えるでしょう。これから薬剤師の職域は拡大していく可能性が高いので、こういった医看との連携に関するグループワークを経験できるのは大きな魅力です。

口コミ

繁華街からは遠い…!

薬学部のキャンパスは千葉駅からバス通学になります。歩けないこともないですが30分以上はかかりますし、坂道が多くて自転車も疲れる…、結局、バスで行くしか選択肢がありません。それにもかかわらず、大学生協の営業時間が短いので、買い物には不便です。

編集部のコメント

アクセス面に関しては、ややマイナスの口コミが多いようです。ただ、最寄り駅からバス通学する大学はどこも同様なので、千葉大だけが不評というわけではありません。ただ、近くにお店が少ないのに生協の営業時間が短い…というのは少し不便ですね。必要なものは駅前で用意する習慣をつける必要がありそうです。

口コミ

履修の自由度は低い!

必修科目が多いので、選択の余地はあまりありません。そもそも薬学を学ぶ上では化学の知識が必須ですから、化学系の科目で埋め尽くされます。化学が嫌いな人はかなり辛いので、それ相応の覚悟が必要かも…。

編集部のコメント

大学の授業では、豊富な選択肢の中から履修を組んで興味がある科目を勉強する…というイメージがあります。しかし、薬学部の場合はそうはいきません。化学系の基礎科目をきちんと理解していないと薬学専門科目を理解できないからです。これは千葉大だけの問題ではないので、薬学部を選んだ以上、履修の自由度が低いことは受け入れるしかありません。

口コミ

研究室選びは非常に重要!

全部で20くらいの研究室があって、学科を問わず全員がどこかに所属することになります。3年間、自分が選んだ研究室で研究を続けるので、研究室は目的を持ってしっかりと選びましょう。忙しさは研究室によって違い、夕方には帰れるところもあれば、終電近くまで研究しているところも…。

編集部のコメント

研究室への所属は必須なので、どんな研究をして3年間を過ごすのか真剣に検討する必要があります。先生との相性、研究内容などを総合的に判断して、自分に合った場所を選びましょう。しかし、終電まで研究している研究室があるあたり、さすが上位国立大のレベルは違う…と感心してしまいますね。