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徳島大学薬学部の評判

1949年に徳島県内の旧制学校6校が合併して成立した大学です。いわゆる戦後派国立大の1つで、薬学部は1951年に設立されました。
こちらでは、そんな徳島大学薬学部に進学した先輩たちによる徳大の評価を聞いてみましょう。

徳島大学(メインイメージ)

口コミ

就職活動はかなり楽!

特に就活支援をしてくれるわけではありません。エントリーシート添削、就活セミナーなども別に充実はしていないです。でも、それでも問題はありません。なぜかというと、薬局か医療機関には必ず就職できるからです。

編集部のコメント

国立薬学部はもともと就職有利なので、それほど驚くことではありませんね。普通に就職活動をしていれば、それほど力を入れなくても就職先は見つかります。ただ、製薬会社、人気のある大病院に入るのは簡単ではありません。“どこかの医療機関、薬局に入れれば…”という力加減なら、簡単に就職できるという意味です。第一目標とする就職先に入るためには、相応の努力が必要になるでしょう。

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キャンパス周辺に娯楽が少ない…!

キャンパスは市街地にあるので、日常の買い物に困ることはないでしょう。ただ、いくら市街地といっても、あくまで徳島です…。ちょっと大学周辺から離れると、田畑しかありません。正直、娯楽と言えるほどの娯楽はないに等しいです。

編集部のコメント

これも地方国立にはありがちな話ですね。キャンパス周辺に娯楽施設、大きな繁華街はありません。遊ぶ場所を見つけるのは難しいでしょう。ただ、これは決して悪いばかりでもないはずです。都会では大学時代に遊んでばかりいたために国家試験に落ちたり、留年したりする学生もたくさんいます。薬剤師国家試験、研究、実験などそれぞれに目標を持って入学してきたわけですから、大学時代は学問に打ち込んだほうが良いでしょう。大学で頑張れば、一生、職に困らないわけですから、大学時代は努力の時…と自分に言い聞かせて頑張ったほうが得ですよ。

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希望学科に入れないことも…!

3年の後期から学科を選ぶシステムになっていますが、必ず希望学科に入れるわけではありません。希望者多数の場合、希望した学科に入れるのは成績上位者だけです。基本的に6年制薬学科のほうに人気が集中するので、薬剤師を目指したいなら1年のうちから本気で勉強したほうが良いと思います。

編集部のコメント

入学時に学科の区別をしない徳島大学は、3年後期から薬学科(薬剤師を目指す学科)、創薬科学科(研究職を目指す学科)に振り分けます。しかし、どちらかの学科に希望者が偏った場合は成績上位者の希望が優先されるのです。まぁ、妥当なルールと言えるでしょう。確実に希望学科に入りたいのなら、1年のうちから一般教養科目も含めて好成績を取っておかなければなりません。

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設備は比較的新しい!

薬学部の校舎は改修されてから10年弱なので、わりと綺麗です。トイレの便座も暖房便座で、しかもウォシュレット付になっています。もちろん、校舎が一番大事なわけではありませんが、やはり汚いよりは綺麗なほうが良いですね。

編集部のコメント

校舎が綺麗かどうか…というのはあくまで二義的な問題ですが、それでも受験生の多くが気にしています。確かに幽霊屋敷みたいな校舎よりは現代的な清潔な校舎のほうが良いですね。徳島大薬学部は2006年に改装されているので全体的に綺麗で快適です。

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他学部との交流が少ない!

薬学部のある蔵本キャンパスには医療系学部だけが入っています。なので、文系、理系の他学部学生と関わる機会はあまりありません。総合大学なのに医療系の人としか関われないのは少し寂しいです。

編集部のコメント

医療系学部のキャンパスは大学病院と併設される傾向があり、他の国立大学でも他学部とは別の場所にあることが多いです。もともと薬学部は薬学専門科目が多いので、授業で他の医療系学部と関わることさえ少ないのが実情。サークルにでも加入しない限り、なかなか他学部と交流する機会はないようです。