あの広島大学の気になる学費や受験情報を紹介。キャンパスの魅力もまるわかり!
比較データも潜入レポートも薬学部ランキングにおまかせ!ぴったりの学校を選んで、充実の学生生活を送ろう!
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広島県広島市南区霞1-2-3 | ![]() |
薬学科・薬科学科 | ||||||||||
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082-257-5777 | ![]() |
5教科7科目(センター試験) 数学・理科・外国語(2次) |
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JR広島駅、横川駅からバス「大学病院前」バス停より徒歩すぐ »地図 | ![]() |
約81万7,800円(初年度総額) 他に諸費用が必要になる場合があります。大学によって異なりますので必ず募集要項等で確認してください。 |
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広島大薬学部の薬科学科(4年制)を卒業した人は、その大半が大学院に進学しています。実際、2013年度に薬科学科を出た卒業生は19名中18名が修士課程に進みました。4年制の薬科学科は大学院を経て研究職を目指す方向性になっているため、きちんと単位を取り、研究室の研究・実験をこなしていれば大学院進学は約束されたようなものです。
これは2013年度だけの傾向ではなく、2012年度は22名中21名、2011年度は24名中23名が大学院に進学。基本的にほぼ全員が大学院に行っています。
受験生の段階から“何としても大学院へ!”と心に決めているなら、広島大の薬科学科は理想的な環境と言えるでしょう。
過去には西洋医学ばかりが注目を集めていた時期もありますが、最近は一転して漢方医学が見直されてきています。もともと大昔の日本では漢方が主流であり、江戸末期に入ってきた西洋医学は蘭方と呼ばれていました。その後、科学の発展と共に西洋医学ばかりが重視されてきましたが“効果があるならば、科学的に作用が証明されているかどうかは重要ではない”という漢方的な考え方が見直されているわけです。
実際、医師の約80%がこれまでに漢方を処方したことがあるようで、今後もますます漢方の需要は拡大していくでしょう。こうした傾向から、今後の薬剤師には漢方の知識も必要になってくる可能性が高いです。
広島大薬学部には広大な薬用植物園があり、漢方に関する授業も行われているので、これから薬剤師になろうという方にはうってつけの環境といえます。
2015年に行われた第100回薬剤師国家試験合格率は86.79%を記録しました。これは日本全国の大学でナンバーワンの成績です。6年制薬学科を設置している大学は全国に106校ありますが、その中で堂々の1位なのです。2位の金沢大学が86.67%でしたので僅差ですが、やはり1位という結果には大きな意味があるといえるでしょう。
ちなみに私学の1位は明治薬科大学の85.67%。国家試験対策にかなり力を入れている私大を上回っているわけですから、広島大学薬学部がどれほどの実力を秘めているかは言うまでもありません。これは広島大を目指している薬剤師志望者にとっては朗報でしょう。
4年制薬科学科の卒業者は大半が大学院に進学し、6年制薬学科の卒業者は国家試験合格率が日本一、さらに近年、注目を集めている漢方薬学を扱う授業も充実。まさに非の打ち所がない大学と言えます。もし、来年以降も国会試験合格率が1位、2位を争うようなら、ますます人気が向上するのではないでしょうか。
今や広島大学は、中国地方だけに留まらず、日本全国の受験生に一度は検討して頂きたい大学と考えるべきでしょう。