気になる大学の特徴や強み、学ぶ環境、薬剤師国家試験の合格率などをご紹介!

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東北大学薬学部

東北大学受験勉強のイメージ画像
所在地宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-3学科薬学科・創薬科学科
TEL022-795-4800受験科目5教科7科目(センター試験)
数学・理科・外国語(前期2次)»詳細はこちら
アクセスJR仙台駅より仙台市地下鉄東西線で「青葉山」駅北1番出口から徒歩約10分  »地図学費817,800円(初年度総額)
他に諸費用が必要になる場合があります。
大学によって異なりますので必ず募集要項等で確認してください。
偏差値60.0国家試験合格率90.48%
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※偏差値は、最新の河合塾「入試難易予想ランキング表」より参照しております(※2023年4月現在)

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特徴は?

入学後に所属学科を選べます!

大多数の薬学部では入学段階で6年制薬学科、4年制薬科学科に分かれますが、東北大学は事情が異なります。入学段階では薬学部一括で選考し、3年次の前期までは学科の区別をしません。そして、3年後期に入る時、6年制薬学科、4年制創薬科学科に分かれるのです。 実際、入学直後は一般教養科目、専門科目の基礎を学ぶ基幹教育科目ばかりなので、別に学科を分ける必要はありません。そこで薬学部生は全体一括で薬学基礎を学びながら、2年半かけて自分の専門分野を決めていくわけです。
つまり、薬学をある程度学んだ上で、臨床分野を学んで薬剤師免許を目指すか、それとも研究を重視するかを決定できるのです。受験生の段階で将来の職を決めている人は少ないでしょうから、こういったシステムは非常に有益ではないでしょうか。

学ぶ環境

薬学研究に優れた創薬科学科!

東北大薬学部の総定員80名のうち、60名が創薬科学科の定員となります。東北大の創薬科学科では、内分泌系、神経系、免疫系の仕組み、さらには生体の分子、細胞、組織の持つ性質を理解し、薬となる物質を探し求めることを第一義としています。要するに、薬理効果のある物質を自然界から探しだし、化学合成によって薬理効果をもたらす分子を作り出すことを目的としているわけです。
この研究を行うのが、創薬科学科で学ぶ薬学部生の役割であり、後々には新薬開発に携わる人材として活躍することが求められています。研究職を志望している受験生にとって、まさにうってつけの環境といえるでしょう。

ここがスゴイ!!

東北随一の就職実績!

東北大学の薬学科を2012年年度に卒業した学生は20名。そのうち9名が企業、7名が医療機関に就職しています。
主な就職先として挙げられている一般企業は大正製薬、中外製薬、大日本住友製薬、クオールなど。同じく医療機関は、仙台市立病院、北里大学東病院、竹田綜合病院、那須赤十字病院、千葉大学付属病院、聖マリアンナ医科大学病院など。いずれも広く名を知られる企業、医療機関ばかりです。
同じく2012年度に創薬科学科を卒業した56名は、うち53名が大学院に進学。残る3名のうち2名は就職して、東京都庁、サイトサポート・インスティテュートにそれぞれ入っています。

編集部より

研究重視の国立大!

大学院進学率が高く、定員の大半を4年制創薬科学科に割り振っている東北大学薬学部は、どちらかというと研究重視の大学と言えるでしょう。そのためか、第100回国家試験合格率は59.46%となっており、国公立では最下位を記録しました。
薬剤師として就職する人の比率も低く、大学院に進学する人、製薬会社に進む人の比率が高めです。薬剤師志望の人より、大学院を経て研究職に進みたい人にオススメの学校と捉えるべきかもしれません。

東北大学オンラインオープンキャンパス

今回のオンラインオープンキャンパスでは、本学の全10学部及び教育研究施設や教職員、学生の姿をさまざまな形で再現し、バーチャルに体験できるようにしました。

詳細は公式ホームページでご確認ください!

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